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短編(アラタカンガタリ )

第34章 ヨルナミとおバカ主人公12


ヨルナミ「…なんです??」
「ヨルナミと一緒に居れれば充分だし……。」
ヨルナミ「えっ……」
「だからさ……………ヨルナミの人肌で私の熱を下げてちょうだい!!」
ヨルナミ「……は??」
「だからー!ヨルナミが服脱いで肌と肌を合わせ熱を下げてって言ってんの!さぁ!こっちへ!カモン!!」
涼子は布団を捲ってヨルナミを誘った。要はヨルナミの肌に触れたいというスケベ心からの発言です。
ヨルナミ「『カモン』が何だか知りませんが遠慮します!」
「えー?熱がある時くらい私の要望に応えてよ〜??」
ヨルナミ「それ以上言うなら…哭多で水をぶっかけますよ?」
「もぅ!いけず〜!!」
ヨルナミ「…おとなしく寝なさい。それだけ元気ならもう一睡すれば治るでしょう。(まったく…珍しく可愛げな顔でヨルナミが居れば充分なんて言うから少し胸が高鳴ってしまったではないですか…。)」
そして次の日…
「涼子ちゃん復活!!……あれ?ヨルナミ??」
涼子が見た先にはぐったりしたヨルナミが居た。
ヨルナミ「そなたの…風邪が移ったようです…。」
「あんらま〜!そりゃ大変だわ。」
ヨルナミ「まったく…神鞘である私を発熱させるとは…なんて強力な風邪なんでしょう。相当凄まじい菌ですね。」
「なんか失敬な言い方ね。…よし!涼子ちゃんが看病してあげるわ!先ずは人肌で熱を下げてあげる!」
ヨルナミ「遠慮します…放っておいてください。」
「遠慮しないでよ〜!昨日のお礼だから!さぁ、脱ぎなさい!」
ヨルナミ「あぁ…やめて……犯される……。」
ヨルナミの服に手をかけたところでタイミング良くヒモロゲがやって来た。
ヒモロゲ「失礼します。ヨルナミ様……なっ!?涼子!何をやってるんだ!?」
「ん?発熱したヨルナミの看病よ!人肌で熱を下げてあげようかと!」
ヒモロゲ「……熱を下げるなら私がやろう。」
ヨルナミ「えっ……?」
ヒモロゲ「さぁ!ヨルナミ様脱いでください!私の人肌で貴方様の熱を下げましょう!」
ヨルナミ「やめてー!!」
「うげ〜…なんか気持ち悪っ!ヒルコだったら萌えたのになぁ。」
その後二人がどうなったかはご想像にお任せしよう。
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