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短編(アラタカンガタリ )

第32章 ヨルナミとおバカ主人公11(バレンタイン)


ある日涼子はバレンタインのチョコを作ってました。
「ヨルナミ〜!!」
ヨルナミ「…何ですか??」
「今ね、バレンタインのチョコ作ってるんだけどさ!」
ヨルナミ「ばれんたいん??ちょこ??」
「私の住んでた国ではもうすぐバレンタインデーっていう好きな人にチョコを渡す日なの!あっ、チョコってのは茶色い甘いお菓子ね?」
涼子は丸いチョコを見せた。
ヨルナミ「…それって食べれるんですか??」
「食べれるよ?…もしかしてヨルナミ?これウンコに見えた??」
ヨルナミ「うっ…そんなわけないでしょ。」
「まぁウンコに見えてもなんでも構わないけどさ〜!ちょっとヨルナミの体液くれる??」
ヨルナミ「……は!?体液!?」
「そうそう!汗でも唾液でも精◯でもいいからちょっと出してくれる?…あだっ!!」
涼子はヨルナミに哭多で叩かれた。
ヨルナミ「『ちょっとそこの紙取ってくれる?』くらいのノリで言わないでください!!」
「だってどうしてもヨルナミの体液が必要なのよ!それを使って恋人同士になれたらって…。」
ヨルナミ「なっ…何を言ってるのですか!?」
「恋のおまじないなの!体液を入れて贈ると恋が実るんだって!」
ヨルナミ「…恋というかなんか呪いみたいな気もしますが。」
「呪いじゃなくて恋のおまじない!だから体液と髪の毛一本ください!」
ヨルナミ「……嫌です。」
「えー!ケチケチしないでよ〜!!」
ヨルナミ「別にそんな物入れなくても……まともになれば恋人になるくらい別に構いませんよ。」
「えっ…。ヨルナミってヒルコのこと好きだったの?」
ヨルナミ「……は??」
「私ね、ヨルナミとヒルコに恋人同士になってもらってリアルBLが見たかったの!だからヨルナミの体液と髪の毛を入れたおまじないチョコをヨルナミからってことにしてヒルコに渡してめでたく恋人同士になってもらおうとしたのよ!でもヨルナミがヒルコのこと好きなら問題ないわね!神鞘様の好意を属鞘が断れるはずないもの!さぁ!ヨルナミ!今からヒルコに愛の告白を!」
ヨルナミ「んな事するかー!!あらわれたまえ!哭多!!」
「あぎゃー!!」
そして涼子はヨルナミの神意で変な叫び声を出しながらお空に飛ばされ、バレンタインにヨルナミとヒルコを恋人にする作戦は失敗したのでした。
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