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短編(アラタカンガタリ )

第31章 学パロ 〜逆ハー?ver〜クグラとデート?


「先輩こんにちは!」
クグラ「んだよ…せっかく涼子と二人きりでデートだったのに。」
カンナギ「何がデートだよ。兄妹で出かけてただけじゃねぇか。」
クグラ「俺にとってはデートなのー!!」
「お兄ちゃんに私が欲しい服買ってもらったんですよ〜!」
ヨルナミ「どんなの買ったんですか??」
「このブラウスとスカートと…お兄ちゃんがこの服に合うって選んだニーハイですよ〜!」
涼子は買った服を見せた。
ヨルナミ「とても可愛らしいですね。」
ヤタカ「涼子に似合いそうだね。」
アカチ「今度それを着てるところを見せてくれないか?」
カンナギ「つーか、俺と二人でこれから出かけようぜ?」
クグラ「コラ!俺の涼子を口説くな!」
アカチ「お前のではないだろ?」
ヤタカ「そうだよ。君の妹ではあるけどね。」
クグラ「昔、大人になったら俺のお嫁さんになるって言ってたし!」
カンナギ「はっ!大昔の話なんて無効だろうが!」
ヨルナミ「もしかして言わせたんじゃないですか?」
クグラ「違ぇし!幼稚園の年中の時に『涼子は誰のお嫁さんになりたい?』って聞いたら『クグラお兄ちゃんとエトお兄ちゃんとパパのお嫁さんになる!』って言ったもんねー!」
アカチ「ふっ…まだ結婚が何かも完全に分かってない頃に言ったのだろ?何を得意げに言ってるんだか。」
クグラ「何だとー!?……あれ?涼子??」
言い争いをしていると涼子が離れたところで友達と一緒に居た。
「お兄ちゃ〜ん!涼子、コトハちゃんと遊んでくるから〜!5時にはちゃんと帰るからね〜!先輩達もまた学校で〜!」
クグラ「そんな!涼子ー!!」
ヨルナミ「涼子さんも行ってしまいましたから我々も帰りますか。」
ヤタカ「そうだね。」
こうして今回の涼子争奪戦も終了したのである。
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