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短編(アラタカンガタリ )

第28章 学パロ 〜逆ハー?ver〜コトハと小学校の思い出


ある休日、涼子の家にコトハが遊びに来た。二人は涼子の部屋で小学校の頃のアルバムを見ている。
コトハ「わぁ〜!涼子ちゃん更に小さくて可愛い!」
「昔から身長小さくて並ぶ時一番前だったんだよねぇ。…あっ、コレ初めての運動会の写真だよ!」
コトハ「兄妹三人で撮ったの多いね!この頃から仲良かったんだ!涼子ちゃんが出る時お兄さん達すごく盛り上がってたり??」
「うん…二人とも名前叫びながら大声で応援するから恥ずかしかったんだよね…。」

↓〜回想〜↓
エトが小学六年、クグラが二年、涼子が一年の時の運動会の話です。
放送係『次は一年生の徒競走です!一年生にとって初めての競技になりますから上級生の皆さん!一生懸命応援しましょう!』
そして一年生が入場し涼子の走る番になり整列するとクグラが手を振りながら涼子を応援し始めた。
クグラ「涼子〜!!お兄ちゃん見てるからなぁ!!頑張れよ〜!!」
ここまでなら仲良し兄妹の応援だったのだが…
先生「位置について!ヨーイ!」(パンッ!!)
涼子が走り始めるとクグラは涼子の近くに行き一緒に走りながら応援した。
クグラ「涼子!!頑張れ!!おい!コラお前!俺の涼子から離れて走れ!近すぎだ!!」
隣で走ってる男子に威嚇までするのである。
そして…普段あまり目立つ事が好きでないエトなのだが今回は放送係に立候補し、実況をしながら涼子を半端なく応援するのである。ちなみに涼子の出番は涼子のこと以外一切触れないのだ。
エト『涼子!!頑張れ!一位は目の前だ!涼子!!可愛い俺の涼子!!頑張れー!!…一位!!見事!涼子が一位だー!!」
もちろん校内の皆さんはあまりのシスコンぶりにドン引きしてエトとクグラは先生から注意を受ける事になりました。ちなみにエトはクグラの時も同じ事をして二度と注意を受けたのでした。
〜回想終了〜
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