第3章 私 × 生徒会長
休み時間になり、私は図書室へ
向かっていた。
誑しに本を返してくれと
押し付けられたからだ
「失礼しまー....」
『好きなんです、会長が...』
タイミング、悪かった。
そっと開けた扉の隙間から聞こえた声
それは告白する声だった。
相手はどうやら生徒会長らしい。
いやぁ、やっぱ生徒会長もモテるよね
秀才で優しくて。
モテる条件満たしすぎって感じ?
いや、私は別にそうゆうんじゃないけど!
世の中の好みとやらを話してるだけ!
『...ってことだから。ごめん』
『わ、かりました...』
パタパタパタ...
気づけば女の子は走って出て行った。
フラれた、のかな...
前を向けば生徒会長と目が合う。
「....君、」
「...ははは....」
バレた