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片思い連鎖

第18章 動く × 恋心





「そ、そんなどストレートな!」




と照れていると、


智凪がニヤニヤしながら
ほっぺをつんつんつついてきた。




「や、やめてよ」


「最近やたらモテるね。羨ましい」



最終的に、


もはやほっぺをねじってくる智凪




痛いから、地味に。



「羨ましい?は?
馬鹿じゃないんですかあ」



「やめなよ、みっともない嫉妬」




ふふ、と笑う大野くん。



そう言えば、大野くん

最近、優しく笑うようになったな






「でさ、誰だったの?」



「あー…、と。
安田くんと同じ関西の子
でも、標準語が上手かったから…
来て日が長いと思う」


「てことは、転校生じゃないね」





てか、告白してくれたのに


名前を覚えてないってどうなのかな?




最低だよね?





「どうしよ!失礼だなあ!私!」



「でも断ったんでしょ?」


「うん…。でも諦めないって…」




だからこそ、困ってる。



声掛けられたとき、
なんて呼んだらいいんだろう



いや、呼ばなきゃいいのか?





「どうでもいいけど」


「良くないけど!まったく!」





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