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【東リべ】半間くん依存症

第4章 04


「ぃやだ、、や、め」
「うるせぇ!!」

体が重なる。またこの感覚が、心が冷めていくほどの恐怖。寒くないのに、体が震える。同じ動きを繰り返す叔父を冷めた目で眺めた。気持ち悪い。反吐が出る。何より、何も出来ない私が、憎たらしい。

痛みと恐怖で、意識を手放しかけた時だった。


古びた木製のドアが毛破られる。開けっ放しの扉から高い影が見えた。

「…ん、まく……」

彼は土足のまま畳に上がり、丁寧に居間の襖を閉めた。叔父は私に突き入れたまま呆然としている。
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