• テキストサイズ

【東リべ】半間くん依存症

第3章 03


「おかえりなさい」

いつの間にか、半間くんが帰ってきていた。彼は、私の左手を掴んで血を流すために流し台に持っていった。そのままタオルで包み血が止まるように圧迫する。

「半間くん」
「ん」
「痛いです」
「ん」
「痛いんです、半間くん」

やっと痛みを感じた。涙が止まらない。半間くんはそのまま、空いている方の手で私の頭を抱き寄せた。
/ 37ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp