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【東リべ】半間くん依存症

第3章 03


「あの、半間くん。何かやらせて貰えないかな。家事全般は得意だし、せっかく住まわせてもらえるから」
「あー、じゃあ頼むわ」

すると半間くんは財布から2万円を取りだし、机に置いた。とりあえずの食費らしい。足りなくなったらその都度言えと言われた。
さっそく今日の分から買いに行こう。



半間くんとの生活は思ったり楽しかった。朝は彼の後ろに乗って学校に行く。彼の気が向いた日は一緒に帰って食材を買う。夕方ぐらいから彼は家を空けるけど、作っておいた夕食を食べてくれる。朝になると食器が流しに置いてある。時々、朝になっても帰らないことがあるが、何があったかは聞かない。
洗濯物も血塗れた物がたまに入っているけど、気にせず洗う。自分の血が着いた服を洗ったことがあるから、意外と慣れていた。
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