第1章 1章―夏祭り―
「あの…はじめまして。#NAME1#と申します。エンマからケータさんが祭りに詳しいと聞きました。今日は宜しくお願いします」
エンマ大王を呼び捨て!!?
これはもう確定でしょ!
「こ、こちらこそ!さやかちゃんって呼ばせてもらうね!あと、こっちはジバニャン。そっちはウィスパーだよ。宜しくね!」
『じゃあ私はケータさんで。ジバニャン、ウィスパーさんも宜しくね』
わお、笑った顔も可愛すぎる…//
これはあの泣く子も黙るエンマ大王も敵わないわけだ。
「そういえば、ケータは誰かと約束してたのか?」
「うーん。フミちゃんは友達と行くみたいだから特に…。
行くとしたらカンチ達かな?」
「男だけで祭りなんて寂しい奴らというレッテル貼られるだけでウィスよ~」
ぬらりも同じようなことを言っていたな…。
「さやかがいるから大丈夫ニャン!エンマ大王に誘われて命拾いしたニャンね~」
「う、うるさいなぁ!//じゃあ皆で行こう!エンマ大王、さやかちゃん、今日は楽しもう!」
途中、ケータ達の家へ寄りランドセルなどを置き3人と2体は祭りへと向かった。