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もう一度、を叶えるために。first

第18章 記憶喪失に…なりました?





そして、かれこれ退院から一ヶ月が経過。

遂に、

「飽きた…。」

マジで ひ ま 。

「つまんない…。」

朝起きて、朝ごはん食べて洗濯して掃除して。
昼は、ご飯食べた後に料理本をぱらぱら見つつ付箋がわりにクリップ挟み、夕方には食材の買い物。
夜は、ちょっと豪勢にご飯を作ってナルトんちへ突撃。そのまま駄弁ってから帰ってお風呂入って寝る。

日がな一日、ごろごろぐだぐだ。
毎日おんなじルーティン。

…私、飽き性なんだね、きっと。

暇すぎて家の中を寝ころびながらごろごろと物理的に転がっている。

なんかやる事ないかな…。


「そうだ!」

バイトしよう!
どうせ暇な時間をだらだら過ごすくらいならお金に変えりゃいいのよ。

そうしよう!

「さっそく。」

繁華街へレッツゴー!

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