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もう一度、を叶えるために。first

第17章 うちはの里を作っちゃおう2





うちはの里を創ってから一週間。

一族の進展はまだ無い。
けれど、多分そのうち視察がはいるんじゃないかと思われる。

私はというと、もんもんとやきもきしながら沙汰を待っている。

「上手くいくかなぁ…。」

ぽつりと溢れた独り言に、隣から兄ちゃんの肘鉄が飛んできて咄嗟に避ける。

「不用心だぞ。」

「ごめん。」

でも、待ってるのも辛いんだよ〜。


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