• テキストサイズ

もう一度、を叶えるために。first

第17章 うちはの里を作っちゃおう2





「二日目!」

外に出て体をのび〜っと動かしていく。

「朝から元気だな。」

「おはようございます、先生。」

「チャクラの調子はどう?」

「絶好調です。」

「そりゃ良かった。」

朝、日の出の頃に一番に起きて、携帯食と飲み水を準備しているところで、先生以外のみんなが起きてきた。
みんなで食べ終わってから今日の計画をざっと話し合う。

「んじゃ、その予定で。今日も一日よろしくお願いします。」

私の締めくくりにみんなからよろしく、と返ってきたところで作業開始です。



今日は大体が昨日の続き。
慣れもあってか、昨日よりはチャクラの使用量をしっかり調整出来てる感じがする。
残り部分の三分のニ以上は土壌返しが出来た気がする。

「じゃ、今日は俺が代わるよ。」

「ありがとうございます。」

先生が代わってくれて、残りを片してもらった。
その間に木や岩をどかして、配管を作っては埋めて行く。
さすがにチャクラ枯渇がギリギリのラインで、テンゾウさんにも手伝ってもらった。

今日も夕方まで作業が続き、寝る頃には昨日と同じくうつらうつらしていた。

「エニシ、横になった方がいいよ。」

すぐ傍から声をかけられて、重い瞼を開けてそちらを向くと隣に誰かいた。

「あ、すみません…。」

改めて身を起こしてみると、なんとテンゾウさんで、どうやら私は寄りかかって寝てたらしい。
やだわぁ。

「ごめんなさい、今日も先に寝させてもらいます。」

思わず苦笑したら、優しげな笑みが返された。

「うん、おやすみ。」

「はい、おやすみなさい。」

寝袋に入って速攻でばたんきゅーでした。

/ 574ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp