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もう一度、を叶えるために。first

第14章 暗部でのお仕事始めました




その後、四人でちょっとだけ話してからそれぞれ帰ることに。

「じゃあ、またな。」

「あぁ、また。」

兄ちゃんとイタチが切り出したのをきっかけに私達はそれぞれ歩き出した。
すると、

「エニシ!」

サスケから呼び止められて振り返る。

「今日、ありがとう。」

少し照れくさそうにむすっとしながらのお礼。
素直に言えないところがサスケらしいなって思ったらちょっと笑ってしまった。

「どういたしまして。またやろうよ。」

時間があれば付き合いまっせ。
にっと笑って言うとサスケの顔がパァっと綻んだ。

「うん、また来るよ。」

そう言って手を振りながらイタチの所に戻って行った。

「行くぞ。」

兄ちゃんから声をかけられて私は振り返る。

「うん、帰ろう。」

話したいこともあるし、ね。

私達はまた歩き出した。

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