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もう一度、を叶えるために。first
第3章 私が今、出来る事
私は家路までの道のりを考えながら歩く。
私がうちはの為に出来る事。
そんな大それた事は出来ないと思う。
けど、小さな何かは出来るかもしれない。
やってみないと分からないよね。
だから、クシナさんの事も出来る事があるかもしれない。
私はすっかり彼女が気に入ってしまった。
出来れば死んでほしくないと思う。
だからね、手紙を書いてみようと思うの。
宛先は、九尾の狐のクラマさん。
漢字は忘れちゃった。
さて、何から書こうかな。
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