• テキストサイズ

もう一度、を叶えるために。first

第6章 偉人のまねをしてみましょう




手提げ鞄と通学鞄を持って玄関へ向かう。
手提げ鞄の中には、昨日兄ちゃんから模写させてもらった写輪眼と万華鏡の絵が描かれたプラカードが入っている。
ビラも何枚か書いて量産しといた。


「ヤバいと思ったら即中止しろよ?」

玄関先でかち合った兄ちゃんが心配そうに私に言う。

「分かってるって。引き際はちゃんと見極めるよ。」

「ちゃんとやれよ?」

そう言って、兄ちゃんは玄関を出てすぐ私とは反対方向に走って行った。

/ 662ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp