第1章 キス/尾形・現パロ※
彼女をベッドに組み敷くと
驚いてはいたが
嫌がる様子もなく
多少の抵抗はあったものの
直ぐに俺の手で流されていった
俺が与える刺激一つ一つに
体を震わせる彼女が
何とも愛らしく思えた
それと同時に徐々に
満たされていく気持ち
漸く彼女に触れる事が許されたのだ
一ヶ月も我慢した
じっくり、ゆっくり堪能させて貰おう
焦らせば強請り
与えれば快楽に堕ちていく
そんな彼女が
可愛くて仕方がない
嫌がる行為も最終的には受け入れて
気持ち良くなってくれて
その様子は俺を受け入れてくれている様で
満たされていく
二度目の絶頂を味合わせた後
もう痛いくらいに張り詰めいる
それを彼女の入り口に当てがった
彼女は浅く呼吸を繰り返すが
その行為を抵抗する様子も
逃げる様子も無い
漸く彼女と繋がれると
焦る気持ちを堪えて
ゆっくり腰を進めると
可愛らしい嬌声が聞こえた
ああ…もっと聞きたい
白い肌は赤く火照り
瞳を潤ませて俺を見上げる
ゆっくりと腰を動かしてやると
ナカで俺をきゅうきゅう締め上げる
「…はっ…キツ…っ」
『んっ…あっ…おがたくんっ…』
眉を寄せ吐息混じりで俺を呼ぶ
「痛くは無いか…?」
『あっ、んんっ…きもちぃ…っ』
彼女はこうやって俺を煽る
今まで何度もあったが
彼女はそれに気付いていない
俺は苦労した
煽られる度にぐっと堪えた
今、この瞬間の為に。
ナカで余計に膨張するそれを
きゅうきゅうと締め付けられ
乱暴に揺さぶりたい欲を
どうにか抑えゆっくりと動かす
俺の動きに合わせて息を吐く彼女
どうしようも無く
めちゃくちゃにしたいと思う気持ちと
同じくらい可愛がりたくなる気持ちが
俺の中で葛藤した
上体を前に倒して
彼女の顔を近付ける
「は…っ…キスがしたい」
そう言えば
彼女の腕が伸びて来て
後頭部に回され、誘導された
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