• テキストサイズ

過去⏩️今 ~記憶の物語~[呪術廻戦]

第14章 はじまり


「"恵" って呼ぶの?」

『うん♪
恵も大きくなったし、久しぶりに会って "恵くん" って ちょっと違和感があったから、悟と同じように名前で呼ぶよ』

あすか はそう言い、伏黒に『いい?』と確認した。

「大丈夫です」

伏黒も了解し、あすか は にこにこ と笑った。

『久しぶりに恵に会えて良かった』

「……//」

素直な あすか の言葉に、伏黒は頬を赤くして照れた。

それから あすか と五条は伏黒から津美紀が呪われた時の事を聞いた。
伏黒の話を聞く限り、津美紀への呪いが発動している様子は無かった。それ故に解呪方法について検討もつかなかった。

『津美紀ちゃんに何かあったら すぐに教えるんだよ?』

伏黒に念を押す あすか。
伏黒は素直に「分かりました」と返事をした。



歯車は動き出していたのだ。
誰も気づかない所でカチカチと。
/ 201ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp