第2章 〜まさかの再開〜
「ん、ご褒美。」
体育館から出てきた真太郎にお汁粉とカバンを渡す。
「あ、ありがとう…なのだよ…///」
ん?真太郎顔赤くね?
「真太郎、熱でもあんのか?顔真っ赤だけど…。」
額に手を当ててみるが、さほど熱がある様には思えない。
「なっ、なんでもないのだよ!//」
真太郎は俺の手を払い除けて慌てて向こうを向いてしまった。
そこまで言われりゃ追求はしねぇけど…。
「今日早めに寝ろよ?相棒に風邪引かれちゃたまんねーから。な?和成。」
和成の方を見てみると…
「くくっwwwそうだなww」
何故か1人で大笑いしていた。
2人ともどうしたんだ…?
いまいち状況が理解できないまま、帰ることになってしまった。