第3章 First Step
三郎side
僕が東雲さんのお家に行くだと?
どうしよう…
嬉しい気持ちの反面女子の家に遊びに行くことが初めてな僕は戸惑っていた
随分と考え込んでいたのだろうか、二郎が話しかけてきた
「なんだなんだ?珍しいじゃないか三郎が考え事でボーっとしてるなんて」
「うるさい低脳!お前にはわかんねぇよ」
「なんだと!俺がせっかく心配してあげてんのによ」
「誰が心配してくれと頼んだ」
ゴンッ
「お前らまた喧嘩してんのか?」
一兄が仲裁に入ってくれた
「もしかして東雲さんのことか?」
え…一兄なんでわかるんですか
「誰だ?東雲さんって」
「三郎の学校に転校してきた女の子だ、隣の席らしい」
い、一兄!余計なこと二郎に言わないでくださいよ…
僕は知らぬ間に顔が赤くなっていたのか二郎に言われて気づいた
「あれ、三郎顔赤くね?もしかしてその東雲さんって人のこと好きなのか?」
え?
「そ、そんなこと誰も言ってないじゃないか!」
「否定しないんだ」
だって…
東雲さんに興味があることは事実だから否定できない
こんなこと今までなかったのに、どうしちゃったんだろう