第4章 Second Resonance
龍哉side
廊下を歩いているとお姉ちゃんがいじめられてるんじゃないかって話声が聞こえた
僕は思わずその話をしたくて襖を開けた
「お兄ちゃん達の話してたこと全部ほんとだよ」
「「「え!?」」」
三人揃って目を丸くしている
そりゃそうだよね
「龍哉くん、それって…」
「お姉ちゃんがいじめられてるって話。お姉ちゃんはね、僕が財閥の跡継ぎとして生まれたからお前なんかもういらないって言われてお父さんにひどいことされてるんだ…」
僕は小さい頃からお父さんにいじめられてることを知ってる
止めたくても止められない
「そんな…」
「僕もお母さんもやめてって言ったんだけど…やめてくれなくて。お姉ちゃんは…僕のためだからって…僕のためなら…お姉ちゃん、我慢できるから…って」
僕は涙ながらに話した
お姉ちゃんが傷ついている姿なんかもう見たくないのに