第6章 初めての。お泊まり編
ご飯の支度を進めていると
澤村「お、飯の支度からお風呂までありがとな。」
と髪を拭きながら大地さんが入ってきた。
芽依「あ、飲み物ですか?お茶でいいですか?」
お風呂上がりの大地先輩はなんだかいつもと違う雰囲気だ
澤村「あ、気にしなくていいのに。でもありがとな。」
手を拭いてお茶を準備し、大地先輩へ持っていく。
澤村「俺も将来はこんな感じで嫁にしてもらえるかな」
芽依「大地先輩ならいいお父さんになりそうですね」
澤村「そ、そうか?それはうれしいな」
調理場に戻って続きをやる
澤村「芽依こそ、いい嫁さんになりそうだけどな」
芽依「え、あ、ありがとう…ございます//」
澤村「それにその格好もいい」
調理では髪が邪魔だからポニーテールをしている。
芽依「エプロンですか?」
澤村「それにポニーテールもな。なんか新鮮だわ。
その格好でおかえりなさいとかお疲れ様とかいわれたいわー」
芽依「…大地先輩、いつもお疲れ様です。
…こんな感じでしょうか?」
澤村「おぉ、いい!なんだか新婚さん気分だ!」
澤村(ほんとに将来そうなったらいいのに。まぁ今はいえないけど)
澤村「よし、じゃあ手伝うぞ!」
芽依「え、そ、そんな…!大丈夫ですよ!」
澤村「何すればいい?」
芽依「え…じゃ、じゃあ…味見しますか?」
澤村「お!するする!……ん!うまい!」
芽依「よかったぁ…」
西谷「お!なんかいい匂いする!」
縁下「手伝いにきたんだろ。あ、なにか手伝うことある?」
芽依「え、でも……じゃあ、テーブル拭いてもらっていいですか?」
西谷「お易い御用だぜ!」
縁下「おれ、少しなら料理できるよ」
芽依「あ、じゃあいっしょにこっちを…」
西谷「なんか、同棲始めたてのカップルみたいじゃねぇか!」
縁下「何言ってんだ西谷!」
芽依「…///」
西谷「いっしょに料理してるとことかよぉ!」
縁下「いいから、もうだまれ!」
(そんなこと言われたら意識しちゃうだろ!)
澤村(俺あんまり料理得意じゃないしなぁ)