第4章 2人の復帰
帰りながら
日向「芽依は休み何すんの?」
芽依「合宿の買い出しとかかなぁ」
日向「あ、俺も買い物行かなきゃ!一緒にいこーぜ!」
芽依「へ?あ、うん。」
友達と休日にお出かけとか初めてだ…!
なんだか嬉しい…
菅原「じゃあ、俺も行こっかなぁ」
西谷「俺も行きます!」
と、言っていると皆も行くと言い出して、結局、ほぼ全員で行くことになった。
家に帰って
芽依「土日部活休みになって友達と遊ぶ事になったから」
母「あらあら!じゃあお泊まりとかするの?」
なんだか嬉しそうでテンションが高い
母さんそんなに私に友達が出来たことが嬉しいのか…
芽依「いや、買い物行くだけだよ」
母「えぇ、じゃあ泊まりにきてもらえばいいじゃない!」
父「急には他のお子さんの迷惑なんじゃ…」
母「なにいってるの!せっかく友達が出来たのに!」
買い物しとかなくちゃ!とかいいつつ、母さんはもうその気だ…
父さんもなんやかんや流されている。
私の家は結構広くて、親戚とかが集まる時はいつも私の家だ
でも、友達が泊まりに来るとか初めてだなぁ…
母「あ、でも、私たち明日からちょうど居ないんだった!まぁご飯とか作れるし大丈夫よね!」
母は部活の引率で、父は仕事で土曜は家に帰ってこない。
芽依「ま、まぁ…」
母「じゃあ友達に連絡しときなさい!準備しといてあげるから!」
と言ってまたバタバタし始める母さん
父「まぁ、楽しんで」
母「父さんも手伝って!」
父さん尻に敷かれてるなぁ。
でも、この性格は父親譲りだろうなとか考えつつ、皆に連絡を入れた。