第4章 2人の復帰
影山「東峰さんのスパイクは、すげー威力があって3枚ブロックだって打ち抜ける。じゃあお前はどうだ?俺がトスをあげた時、お前はブロックに捕まった事があるか?」
た、確かに
捕まったところ見たことない。
影山くん…
怖いけど言ってることはあってる…
でも、ブロックに元々マークされたら…
影山「躱せ!それ以外に出来ることあんのかボケ!」
言い方!あとボケとか言わなくても!
反対に走ってもブロック着いてくる…影山君が言ったから…
と思ったら翔陽がまた逆サイドに躱す
ブロックは着いていけてない…!
そして、スパイクは決まった。
影山「お前はエースじゃないけど、そのスピードとバネと俺のトスがあればどんなブロックとだって勝負出来る。エースが撃ち抜いた1点も、お前が躱して決めた1点も同じ1点だ!」
か、かっこいい…
影山「それでもお前は今の自分の役割がかっこ悪いと思うのか!」
あんまり喋らない影山くんが息を切らしながらの熱弁…
翔陽のこと思ってるんだなぁ…
いい相棒同士だ
日向「思わない…」
影山「あ?」
日向「思わない!」
影山「よし!」
2人ともすごいなぁ…なんか、青春…!いいなぁ!
そこから試合は続いて…
ジャンプフローターサーブで点をかせがれ、
最後は旭先輩のスパイクがきまって試合終了。
烏野チームが負けちゃったのは悔しいけど、旭先輩が戻ってきて良かった。
なんだか凄い日だったなぁ…