第3章 VS青葉城西
全員「ありがとうございましたー!」
澤村「武田先生はああ言ってくれたけど、正直及川が居る青城と真っ向勝負で戦って勝つためにはまだ、決定的に足りないものがある。」
及川「ほー。さっすがキャプテン。ちゃんと分かってるね。」
で、でたっ及川さん!
でも、せっかく勝ったのに、足りないって…大地先輩はやっぱりすごく考えてるなぁ…
日向「出たな大王様!」
田中「なんだコラ」
日向「何の用だ」
田中「やんのかコラ」
日向「やんのかコラ」
ちょ、やめたほうが…喧嘩腰…
及川「ふふ。そんな邪険にしないでよ。ちっちゃい君、最後のワンタッチとブロード、凄かったね。」
日向「え、あぁへへへ…」
いやちょろっ…て失礼か、ごめん翔陽…
及川「次は最初から全力でやろうね。まだ、セットアップは見せてなかったし。あ、そうそう、もちろんサーブも磨いておくからね。」
最初からあのサーブが来てたら…
って考えるとゾクッとする
及川「君らの攻撃は確かに凄かったけど、レシーブがグズグズじゃあ直ぐに限界が来るんじゃない?強烈なサーブ打ってくるやつは何も俺だけじゃないしね。インハイ予選はもうすぐだ。ちゃんと生き残ってよ。俺はこの、くそ可愛い後輩を、公式戦で同じセッターとして正々堂々叩き潰したいんだからさっ!」
日向「レシーブなら、特訓する!」
月島「おいはなせ。」
及川「レシーブは一朝一夕で上達するもんじゃないよ。キャプテン君は分かってると思うけど。大会まで、もう時間はない。どーするのか楽しみにしてるね。」
及川さん…確かに痛いところを着いてくる…
それにレシーブ練は地味で面白くないから皆直ぐに飽きちゃうんだよね…
でも、翔陽なら、この皆ならって思えてしまう…
私も変わった…かな…?
及川「ああ!そうだった!芽依ちゃーん。連絡先交換しよ♡」
芽依「へ!?べ、別に…いいでs」
田中「ダメだダメだ!俺達のマネージャーはやらん!」
及川「別に撮って食おうってわけじゃないんだしさっ」
芽依「あ、私の連絡先なんか…使えない…ですもんね…」
田中「別にそーゆーわけじゃ…」
及川「お、はーい、交換完了♡また連絡するね♡」
芽依「あ、はい…」