第2章 入学と出会い
3人で体育館から出て歩いていると…
あれ?外でバレーしてる子が居る…??
…と思ったら背の小さい子がレシーブしようとしてたボールを月島くんが取っちゃった…!
月島「へぇ。ほんとに外でやってる。君らが初日から問題起こしたっていう1年?」
山口「げっ…Tシャツ…さむぅ」
ちょっ、ちょっとぉ…あんまり絡まない方が…
?「でっ…でかぁ!かっ、かえせよっ!」
月島「小学生は帰宅時間じゃないの?」
なっ!失礼な…まぁ男の子にしては低い気はするけど…
?「!!誰なんだあおまえらぁ!」
?「入部予定の他の1年か。」
?「おい…おれがはなしてr」
?「身長は?」
?「おi」
山口「ツッキーは188cmあるんだぜぇ!もうすぐ190だ!」
なんで、山口くんが得意げなの(笑)
?「ひゃくきゅっ!?」
月島「なんでお前が自慢すんの。山口。」
山口「あぁ…ごめん、ツッキー」
月島「あんたは北川第一の影山だろ?そんなエリートなんで烏野にいんのさ。」
また刺々しい言い方するなぁ…多分人の事馬鹿にするのが楽しんだろうなぁ…笑
?「あ?(低音)」
?「おい!」
月島、?「ん?」
?「土曜日は絶対負けないからな!……んんぅ…」
月島「あ、そう。君らには重要な試合なのか知らないけどこっちにとっては別にって感じなんだよねぇ。勝敗にこだわりないし。君らが勝たないと困るなら…手、抜いてあげようか?(ニコッ)」
え…ちょっそれは…言い過ぎなんじゃっ…!(月島の袖を掴む)
月島くんが辞めてよとでも言わんばかりの目で見てきた…でも止めた方がいいよね…!
?「なんだぁ!!!?」
?「てめぇが手ぇ抜こうが全力だそうが、俺が勝つのに変わりねぇんだよ(怒)」
ほらぁ怒っちゃってる…!
掴んでいる手に力が入る
?「俺たちだろ!」
月島「アッハッハッ。すごい自信。流石王様。」
?「おい!その呼び方っ」
ん?王様?王様ってなんだろ…すごく上手くて称えられてる的なことかな…?
月島「あ、ほんとだ。」
?「あ゛?」
月島「コート上の王様って言われると切れるっていう噂。いーじゃん王様。かっこいいじゃん!(ニヤッ)」
言い方はともかく、私もかっこいい、誇れるものなんじゃないかなって思う…でも、なんだか、怒っている…?てゆーか、悔しがってる…?