第2章 入学と出会い
無事?自己紹介がおわって、ガイダンスが終わった。
担任「じゃあ、今日から部活見学できるから、入りたい部活があるやつは入部届けをその部の部長か、顧問、俺に提出しろよー」
はぁぁぁぁぁ…やっとおわったぁ…
部活見学かぁ…お母さんにもマネージャーやってみって言われたし、色々見て回ろうかなぁ…
山口「ツッキー帰ろォー!」
月島「山口うるさい。」
部活見学に行こうと立ち上がった瞬間、グキっ
山口「わっ!」
私は転けて座っている月島くんに突っ込んでしまった。
芽依「ごっ…ごめっ…」
月島「いいから早く退けて。」
芽依「わかっ…イッ!」
右足に鈍い痛みが走って直ぐに立ち上がれない。
山口「俺の足に躓いたとき、ひねった…?」
軽くなにか踏んだような気がしたのは山口くんの足だったのか…って謝らなきゃっ
芽依「ごめんっ…なさ…い(泣)」
山口くんへの申し訳なさと足の痛みで涙が出そうになる
山口「俺は全然大丈夫だけど、米津さんは大丈夫?立てる?」
芽依「だいじょ……イッ!」
山口「痛い?保健室…!ツッキー場所わかる?」
月島「そんなんもしらないの?」
山口「ごめんツッキー。案内お願いしていい?」
月島「は?めんどくさ…。」
とか言いつつ月島くんは案内してくれて、山口くんは私に肩を貸してくれている。2人ともいいひとだ…。
月島くん、怖い人なんて思ってごめんなさい…
芽依「2人とも…ありがとう…」
山口「!///全然これくらい!!ツッキーありがとうだって!」
月島「そーゆーのいいから…。」
保健室に着いたら先生が処置してくれて、軽傷だということが分かった。
山口君は良かったぁと言いながら肩をなでおろして、月島はまぁ、良かったじゃんとかいいつつ、帰りは2人揃って家まで送ってくれた。
やっぱり2人とも優しいんだなぁ。明日、なにかお礼しなきゃ。
帰りながら、少しずつ話すようになって、2人とは割と話せるようになった。2人はバレー部に入る予定らしいし、明日はバレー部見に行こうかなっ!