第2章 入学と出会い
それから時間が経って
つ…ついにきてしまった…。自己紹介…!
自己紹介で上手くいった試しがない。なんかいつもヒソヒソされて、結局その後も友達が出来ずに終わる…どうしよう…
隣の月島くんはなんか全然関心なさげだしっ…
なにはなせばいいかなって考えてるうちに自分の番がきてしまった…
芽依「…… 米津、芽依…です///。(お辞儀をして座る)」
うわぁ…緊張したぁ…顔熱いっ
クラスメイトa「米津ちゃんかぁ。やっぱかわいいよな。」
クラスメイトb「芽依ちゃん、顔赤くなっちゃって。恥ずかしがり屋さんなのかなっ✩.」
ザワザワ…
担任「うるさいぞぉー。早く次いけー。」
やっぱりザワザワした…変なところあったかなぁ。。。
次々と自己紹介が進み、
月島「月島蛍。(座る)」
担任「お?月島もそれだけか?まぁいいや、次次!」
あれ?月島くんも私と同じで名前だけだ…緊張……は、してないよね。一瞬仲間かと…(月島を見つめながら)
月島「……なに?」
芽依「えっ!……いや、なんでもない…。」
担任「そこっ、うるさいぞ。ちゃんときけよ。」
月島「ハーイ。」
芽依「えとっ…ごめんなさい///っ(下を向く)」
驚いた時の声がおっきかったんだ…!月島くんには申し訳ないことしちゃったな…謝らなきゃっ…
芽依「月島くん……月島くん(小声)」
……あれ?聞こえてない?
芽依(顔を近ずけて)「さっきはごめんね?(小声)」
月島「バッ///!(手でみみを押さえて)…べつに///。」
え、顔あかくなって……はっ!ごめんねとか軽々しく言ったから怒っちゃったかな…ごめんなさいぃぃ…
その間にも自己紹介は続き……
山口「山口忠です!バレー部に入ろうと思ってます!よろしくお願いします!」
あっ、さっき、月島くんと一緒にいた子だ…!
なんて考えながら山口くんを見てると…目があった気がした…恥ずかしい…!///
山口「?///(なんかめっちゃみられてた…?)」