第2章 質問
中也さんには母親
太宰さんには?
··ギュッ
「···中也の頭撫でていた」
「太宰さん、はい··お疲れ様って言いながら撫でてました」
「私には?」
「太宰さんには··出来ませんよ。マフィア幹部の方に頭を撫でるなんて御無礼になりますからね」
··むぎ
「その顔が油断しやすいんだよ」
「えっ」
グイッ
···チュッ
「ー··!//」
···クチッ
「···っん//(力···強い)」
プハッ··ツー···。
「その顔を見ていいのは私だけ。···分かったかい?」
はぁ···はぁ
「··っ··はい··(何だったんだ···?!)」
すりっ
「んーー···天音」
ピクッ
「っ··太宰さん··//(幼い)」