第2章 質問
ーーーー···
「~~♪」
(楽しそうにしてるな。大方天音が自分に優しいからか)
「聞いて聞いて織田作~~!」
「天音だろ」
「なんで分かったの?!まだ話してないのに···」
「嬉しそうだからな」
「初めてのキス頂きました~~~」
「ほんとにか?」
「そうだよ!顔が赤くなってさ。凄く可愛かったし·····」
「·····」
「離したくなくなっちゃった」
「程々にしてやれ」
「程々にしてあげたいんだけど····我慢できるかな」
(守らねば)
ーーーー·····
(太宰さんにキス··された)
15歳の背伸びしたキス
かぁあ///
(思い出すのは駄目よ!///しっかりしなきゃ····)