• テキストサイズ

恋した奴等 -夜-

第2章 質問



「まぁ···私は太宰さんの伴侶ですからね」

「···気にならないの?」

「何がですか?」

「スパイ」

「マフィアには良くある事ですからね」

「怖くないの?今まで話していた人が実はスパイだって事」


どくん
(まるであの人の事を話してるみたい···)


私が話す人全てスパイ···??

「そうですね···お話していた人がスパイだったら悲しくなります」

「そのスパイの人にも笑うの?」

「私は太宰さんと違って人間ですから····笑ってお話しちゃいます···もう寝ましょうか」

(話そらした)

「天音」

カチッ
「はい?···っ」




···チュ


「スパイだろうと何だろうと、こんな事するのは天音だけだから」


15歳が背伸びした
/ 18ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp