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体は子供頭脳は大人 僕、五条悟(4歳)

第7章 謎は全て解けた!


『なぁにがママだ、なにがおかあさんだ。私は悟を産んだ親じゃねえっつーの。昼間のあれもこれも演技だって事でしょ、トロくさいウスノロで思い出し笑いのキモチワルイおねえさんで悪ぅござんしたねーっ!』
「シャワーのように水に流そっ、ねっ?!僕をぎゅっと抱きしめて寝ても良いから!」

手を伸ばし、取ったタオル。下腹部に跨って座っていた悟をひょいと退かし、念の為タオルを自身に巻いてクソガキッズを浴室からつまみ出す。

「さー、悟"君"、前髪のオジサンと男ふたりむさ苦しくねんねこタイムをしようか」
「やだー!ごめんって傑っ!僕この子供姿でにぎゅうされて寝たいのにっ!どうしてラブラブハッピータイムを妨害するワケ!?」
「んー悟君は寝言が大きいでちゅねー、子守唄に純恋歌歌ってあげまちょうか?」
「ぜってえ寝れねえ子守唄だろっ!……どうせ大親友のパスタパスタの──っ!…惚れ…、…っ!」

外で待っていた夏油が悟を受け取り、どんどん遠ざかる子供の声。悟の部屋に連行されていったな。必死に抵抗する悟に私は鼻で笑いながら、一日の疲れをお湯に溶かしていった。


****


「と一緒に寝たいっ!」

……まあ、簡単には連れていけなかったみたいで壁をぶち抜いた隣の部屋から悟が駆け込んできてしまったってわけで。
髪を乾かし、明日の準備をしている私の元。片足にしがみつく悟を足をぶんぶんと振って下ろそうにも重い。

『はあ~?私は断固拒否、自室で夏油さんとねんねしなァ!……って事で夏油さんこのエロガキをホントお願いしますよ』

苦笑いでもなく今度は満面の笑みの夏油。寝間着として悟の服を借りて着ており、髪を降ろしてるから少しばかり年齢より幼く見える…のは言わないでおこうっと。私にもなんか被害が来る。

「私に任せて」
「なんで野郎ふたりでベッドインしなきゃなんねーの?今の僕のサイズならの服に入り込めるんだと思うんだけど?」
「そういう所だよ、悟。大人しく私と寝るんだ、まだ、目を閉じればの部分しか歌えてないだろう?」
「愛の歌じゃねえ、ネタでパスタの歌になんだよ、オマエはっ!」
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