第6章 パーティーを抜けて出久くんと深夜のスローダンスをする話
パン♡パン♡パン♡パン♡パン♡パン♡パチュンっっ♡♡
『あぁ“ん♡♡らめに、なぁ、あ“ん♡ ひっ、しゅき♡んぁ、いくっ…いきそう“、いずくっ♡』
水が滴になって肌を這う光景が艶めかしく見える。逃れられない快楽に耐えようと、背中に爪を立てられるが、官能に脳内を侵食されていて痛くもなんとも思わない。もっと、今よりもっと深く繋がりたい、そう貪欲に隙間なく中を犯していく。
「あっ♡そろそろ、僕も、う”っ…ヤバいっ♡」
『あ“、あんん♡い”きた、いっしょにっ、んんっ“♡ひゃあ、あ“っ…とんとんされっ、あぁ…!!♡♡』
「うんっ…イって♡僕ので、イってねっ、はっ、ぁ“っっ♡♡」
奥を叩く度に軽くイっている彼女を抱き直し、腰を限界まで押し付けた瞬間、腫れ上がった亀頭が子宮口に食い込む。そして奥の壁目掛けて、一直線に精子が迸った。
ビュルルルルルルルルル♡♡ドピュっ♡ドピュっ♡
『っぁあ…!ああっっっ…!!♡♡♡』
大量の熱が中に溜まっていく感覚に、脳内が完全真っ白に染め上がり、絶頂に上り詰める。子種を搾り取る粘膜が淫らに収縮すると、緑谷が低く呻いて肩をヒク付かせた。
この後どうなったのか、あまりはっきりと覚えていない。そこだけすっぽり記憶が抜けているような感じだったけどーー。
「また無理させてごめんよ…」
疲れ切った自分の身体を、お姫様みたいに抱き抱えられて優しく揺られるような感覚だけは、朦朧とした意識の中でも憶えていた。少ししんどいけど、とても幸せな気分だ……。
『ううん……』