第1章 学校すっぽかして出久くんとちょいとエチエチする話
次第にブラのカップは彼の行いによって捲れ、甘い吐息が互いの耳元をくすぐる。
『ふっ♡んん……んっ♡』
「あ……そん、なっ……♡」
ビクビクっと肌同士が震える中、秘多は負けじとばかりに緑谷の膨らみを摩り始める。また溢れ出てきそうな声が漏れないように、キスで抑え互いを慰め合った。
時間的に折寺はまだ6限目。皆が真剣に進路を考えて授業を受けているのにも関わらず、真っ昼間からこんなエッチなことをする為にサボったなんて思うと、変な背徳感が身を震わせる。それでもどうしてか、何方も引き下がる気にはなれなかった。ただただ目の前の異性とその温もりを貪る。
「んっ……!」
誰のものか分からない唾液を交換し合っている間に、彼女の手がズボンの中のソレに触れ躊躇いなく取り出すと、熱を帯びる雄が大きくブルンと宙を舞って飛び出した。スカートの上に蠢くイチモツは見た目的に禍々しい上に赤黒く、童顔の中学生が持っているとは思えない。アンバランス差のあまり秘多でさえ困惑を覚えた。
『お、おっきい……のね』
「あまり見ないで…は、恥ずかしいからっ」
なかなか閉ざさない唇に何度かキスを落とされると、先走りを垂らす先端をやわやわと撫でられた。緑谷は羞恥心から頬を紅潮させるが、強い快楽の予感に逆らう事が出来なかった。
『出久くん、可愛い……♡』
「あっ、あ♡」
自分でするよりイイ…。先っぽだけで頭から足先までピリピリ来る感じに身震いをする少年を胸に引き寄せる。泣きじゃくる子供のようにしがみついて来る緑谷が愛くるしくて、硬さを増した竿を全体的に扱き始める。
シコシコシコシコ…♡シュクシュクシュク♡
「ひぁ…♡あっ…う…♡」
喉の奥から自分のものだとは思えない小さな喘ぎ声が途切れ途切れに漏れる。相手に対する愛撫すら一瞬忘れて、甘い疼きと刺激に浸っていると形の良い乳房が顔に押し当たった。正確には、秘多がブラを外し自ら生乳を押し付けてきたのだ。
『いいよ……♡舐めても』
その瞬間、何かが弾いたように緑谷は乳輪を包むようにしゃぶり付き、もう片方を荒々しく揉み込んだ。芯を持った突起が赤く腫れてしまうんじゃないかくらいの勢いで吸われ、じわじわと奥が切なくなってくるのを秘多は感じていた。