第4章 折寺中を訪れたら出久くんとわいせつ行為をしちゃう話
だらしなくこひゅこひゅと荒い息を吐き出し、快楽で理性が遠退いていくの感じながら、秘多は言葉を紡いで見せた。
『はぁ…♡っ、し、しない♡いずく、だけっ…!♡こんな”、あん♡♡えっちな、ことっ…あぁ”、いじゅくしか、いらないっ♡あっ♡い”、ず…も、わだひと、だけだよっ…♡♡』
「っ…!あぁ…もう、君って人はっ…」
強い突きが落とされ、どちゅりと子宮口を押し広げた途端、またハメ潮を噴いてイってしまった。これじゃあ、本当に。言葉通り彼のことしからいらなくなってしまう…。
ズチュッ♡ヂュプッッ♡♡ズプッッッ♡♡♡
『っああ♡♡、おくに”…!♡は、ぁあ”♡い”っ、いっちゃっ♡♡いずくの、こと…ぜんぶっ、んあぁ♡♡』
「イク……っ♡ぁ…♡密、出すよっ…いいね?♡」
『う、ん”♡うんん♡♡…はっぁ”、くるっ…ぁっ”♡いぐっ♡いっ♡ーー』
圧倒的な質量が弱いところを何度も打ち込むせいで、時折意識が飛びかける。傷だらけども逞しい腕に軽々と上半身を抱えられ、抱きしめ合いながら交わりを深くした。
相思相愛って感じがする体位に、勝手に膣内が痙攣してまたイキそうになる。イって欲しく名前を呼び合い、収めたイチモツが膨らんできたのを感知した秘多は膣壁を緩く締め、緑谷の胸にしがみついた。
ビュクビュクと溢れ出た白濁の熱を最奥に受け止めた彼女は恍惚感の満ちた嬌声を上げ、静かな教室に轟いた。
ビュルルルルルっっっ♡♡♡どぷっ♡♡ぐぷぷっ……
「はぁ…♡っ……」
数分にも及んだ緑谷の射精が終わった後、ずるりとイチモツが膣内から抜かれて、ごぽっと大量の精子が零れる。そしてその溢れ出た量と、その他の液体は机に溜まりを作り、脚を伝って床まで到達した。
この机を所有している卒業生に申し訳が立たない…、後でちゃんと綺麗にしよう。
『うっ……ん、はぁ…♡』
息も絶え絶えだが、一応「大丈夫?」と気遣う少年に弱弱しく頷いた後、優しく床に降ろされる。ところが、あれだけ沢山中イキをされたせいか、脚に力が入らず、彼女はガクっと情けない格好で尻もちを付いてしまう。
そんな秘多の有様を見た途端、緑谷は慌ただしく駆け寄り、普段の口調でごめんね!だの、大丈夫??だの、絶えない謝罪や詫びの雨を降らしていた。
情事中の彼とは思えないこの変貌…、とんでもない二面性だ。