第3章 我慢出来なくて朝っぱらから出久くんと野外でガッツリしちゃう話
「…会いたかったよ」
返事を出すのに間は無かった。嬉しくて、本当はずっとずっと前から会いたくて仕方なかったと、伝えそうになるが、敢えて抑える。彼の為にも、今ここで想いを悟られてはいけない。でも少しくらいチラつかせても良いんじゃないかと、秘多は抱き締める腕を力ませた。
…ーー
「本当に大丈夫?」
緑谷の言葉に秘多が頷くと木漏れ日が降り注ぐ幹にもたれかかる。流石にこれだけ日が明るくなると人も来始めているだろう。結局あの場を離れざるを得なくなり、海辺公園内の雑木林に移動したのであった。
彼女に慣らす必要はないと急かされた緑谷が恐る恐るスカートの中の下着を引き下ろす。そうして前の裾をたくし上げ、先に晒しておいたイチモツを濡れそぼった陰唇に押し付けた。立ったままの体制で挿入を試みたが、簡単に蜜壺に入らずずっと割れ目を擦り付けるばかりで秘多をより苦しませる。
『は、はやく…♡う……いずくっ、そこじゃ、な、んん♡』
「そ、そんなに挿れて欲しかったら、君がやって見せてよ」
ヒンヒンと小さく喚いている秘多が少しだけ脚を開かせると、亀頭の位置を正してからゆっくり膣内へ導かせる。息を荒くし欲しかったモノに向かって腰を進める姿は、緑谷からして見たらとても刺激的な光景だった。
我慢ならなかったのはどうやら自分も同じだったようで、膣内が亀頭をやっと飲み込んだ所で、彼はなんの合図も無く一気に根本まで押し込んだ。
ズプっ♡ニュプ♡…ドチュンンンっ♡♡♡
『あ“ぁっっっ!♡♡♡んんっ、ひ…ぁ、あ“♡、っ…?』
「あれ…?もしかして軽く飛んじゃった?♡」
意識を持っていかれなかったのは良いものの、目の前の秘多はまるで何が起きたのか分からない様子で全身を痙攣させている。挿れただけで人は絶頂出来るんだと緑谷は感心してしまい、何気に惚けていた。
やっぱり慣らさずにこの質量はキツかったか…でも、我儘言ったのはそっちだからねっ、とまた征服感がかりたてられ、散々遊ばれた分此処で倍返しを企むのであった。
『ひっ、あ“ぁ♡まって、ぁ”ん♡♡はげしっ』
「声抑えてっ、小さい子達も来てるかもしれないんだよ?♡」