第11章 シーツのストックなくなるまで出久くんに泣かされる話

『く、ふぅ"♡う"、んぎぃ…っ♡あふぁ、はへ、ぇ"♡んぐ、いじゅぐ…っお"♡ん、ん"ぉ♡ちぐび、いじられでっ、おん♡まんこが、う"れひぃって♡♡』
「本当だぁ…っ、くぁ…♡よかったね、密ちゃん♡ は…これなら、暫くエッチしなくても、乳首で済ませられるねっ♡」

強く、細かく。肥大した乳首の根本を摘み、上下にシコりまくるだけでなく、その弾力を愉しむかのようにくにくにと弄ぶ緑谷。雄としての色気を纏い、浅く鋭い呼吸を乱す彼も既にモードに入っていることが伺える。

『へっ♡へぇ"…っ♡ にゅかない"で…い"、いじゅぐのがいいっ♡♡あ"っ♡あ"っ♡ん"ぉ♡』
「ふっ、初めて知ったな……密ちゃん、本当はすごい寂しがり屋だったんだ」
『ったし、らってわだしにはっ…♡いずくしか…ん"♡いない、からっ……いっしょにいで、ほんとに"たのしくて、あっ♡こ、こんなにもわだしを、んぉ"♡おもって、ぐれる…ひぃろーはっ…きみだけ、だーーぁ"ああんっっ…！！♡♡い"がしゃれる"ぅ♡お"っ、ひぃ♡』
「はぁぁ……なんなんだよっ、可愛いなもうっ…！♡」

じゅぱん♡じゅぱん♡じゅぱん♡じゅぶ♡じゅぶ♡じゅぶ♡じゃぽんっっっ♡♡

どうしよう…、収まりそうにない。ハメ込まれる度に大好きが止まらない。舌足らずに話す口から気恥ずかしい本音が漏れ出してしまう。途中から緑谷の唸り声に遮られるも、そんなことは意に介さずお互い堪えていた肉欲を解き放つように、随喜の様を見せ合った。

「全く、痛くならないように人が折角っ…！一番フェアじゃないのは君の方だろ」

どことなく苛立ちを含んだ腰振りに、ギシギシとベッドが鳴いた。ギラついた瞳を見るに、今更やめてと言葉で制止を掛けても止めてはくれないだろう。

捉えた獲物を踏みつける捕食者のように、彼の指が無遠慮に肌色を揉みしだく。そうすると、ヒーローらしくないセリフや事柄に見惚れた女体は、切なくも狂おしい媚び声とともに、男根に絡み付いたカウパーを吸い尽くした。

「はっ、はぁ…♡さっきは傷ついたな……好きな人がどうとか、分かりきったこと聞くんだから…」