第10章 安らぎを求めて出久くんとスローライフな性活を送る話

『私は、ワクワクする…♡出久くん、今度は何するのかなって…んっ、はぁ♡』
「人の気も知らないでっ、こっちにお尻向けて……うん、そう」

過去に何度か行ったことはあるものの、あからさまにオープンな野外での露出は解放的、尚且つ恥の念が半端ない。それでも徐にシミーズの裾を握り、臍下までたくし上げてから下半身を晒す秘多。

白い内腿の間からは唾液とも愛液ともつかない粘液が艶めかしく滴り、異性の気を引こうとぬらぬら光っていた。そんなビビッドな光景を目の当たりにしたら当然情欲が掻き立てられ、緑谷は生唾を呑まずにはいられなかった。

『こ、ここに来てからっ…ほぼ毎日シてるね…♡』
「うん……辛かったり、嫌だったら、っん"♡ちゃんと言って？」
『嫌じゃないよ…♡何一つ……ふぁ"♡あっ…出久、く…んっ♡♡』
「ちょっとは躊躇ってよ…はぁ、ん♡加減、分からなくなるから…」

半ば暴走し掛けてるのに、手加減なんて出来るのだろうか…。甘い淫香を漂わせている蜜壺がすんなりと昂りを受け入れ、隙間なく中にハマる感覚に多幸感がみなぎってくる。

ズン♡ズン♡ズパン♡パチュン♡パチュン♡パチュ…♡

「う"っ…、ぁ♡か、勝手にうごかーーあ"ぁ♡」

律儀に安否を問う必要も、形だけの気遣いもいらないと、秘多は背後の少年に向かって腰を先に緩めかせている。ヒーローでありながら、甚振られる側に弄ばれてだらしなく前のめりになる様はなんとも背徳的でいじらしい。ちょっとした悪戯心なのは勿論、何より早く彼の強く触れたいという願望とやらに赴きたかったのだ。

「はぁ…♡っく、そうやって見くびってるとーー」
『んあ"、あ"っ、ああ"っっ…！♡♡あ、っひ♡い"ぃ…♡こんな♡あ"、すぐ…おぢるぅ♡』

何度しつけても学習しない駄犬のように舐めた態度を取ってしまったせいか、緑谷に強く尻肉を捕まれ、ガチの種付けピストンで内部を犯し散らそうとして来る。

荒ぶった悦楽に即骨抜きにされ、秘多の上半身は崩れるようにして床にへたり込んだ。幸い両膝はついたままではあるが、蹂躙されても尚尻だけを浮かして突き出す姿勢は犯されることに何の疑問をもたない野生の雌に等しかった。

「いい格好だね…、密ちゃんらしいや♡煽るだけ煽って、僕にどうされたいの？♡」