第8章 誕生日にアメコミ小ネタかました出久くんとサンデー作りする話
差し込まれた指が膣内の滑った質感を楽しむように責め立ててくると、抑えられた秘多の下腹部が力み僅かに浮いた。自分の性感帯を知り尽くしてる緑谷にとって、中のいい所を探して当てるなど容易なことだ。グズグズに解れたソコを繊細な指使いで愛られたら身体も素直にならざるを得ない。
「はぁ、凄い顔…♡テーブル汚しちゃってるし、このまま撒き散らしてみようか」
『ひっい“♡い”ぐ…いじゅく、いやらぁっ…♡あっあ“、でちゃっ…!♡い“、くっ、いくぅっっ♡♡』
テーブルは未だしも、緑谷に掛かるのだけは物凄い抵抗があった為、秘多は捕らえられた腰を引こうと試みる。彼の思い通りにはさせまいと踏ん張るも、敏感に出来上がってしまった身体では極致感に勝つなど到底不可能。白く視界が瞬いた瞬間に背が仰け反り、自覚もないままに絶頂を迎えた。
くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅ♡にちゅにちゅにちゅにちゅにちゅ♡
『い“っ、い”あぁっっ♡♡らめらめっ、きもちいいの、も、いい“からぁ♡あっ、ひい“ぃっ…!♡』
ところが、達するごとに潮を噴いても陰核と蜜壺の同時責めは尚も続いていた。開き切った脚も爪先までピンっと伸ばし、一向に止まない絶頂感に狂わされた秘多の喉からは悲鳴に近しい喘ぎ声が絞り出される。特にイッた後の快感神経への刺激はキツくて、正直もう止めて欲しいとさえ思っていた。
「もう…本当に撒き散らすなんて破廉恥過ぎるよっ♡ちょっとだけ顔に掛かっちゃったし…」
『っう“……♡ごめっ、いき、しゅぎてっ…♡』
本番でもないのに、もう持っていかれそうだ。視界が白く霞むくらい朦朧としているが、奇跡的に意識はまだあった。秘多は上手く呼吸が出来ない肺に何とか酸素を送り込もうと、喉を唸らせながら息を吸う。
完全無防備状態でひたすらイカされて、水溜りが出来てしまう程蜜壺から汁が止めどなく溢れ出ていた。彼のせいでもあるけど、兎に角今は穴があったら入りたい…、しかしこの縛られた腕ではどうあがいても覆い隠すことすら儘ならないだろう。
「それくらい気持ち良かったってことだね。ふっ……おいで」
口元を拭いながらうっとりと笑みを深める緑谷。せめてもの情けなのか、背中を痛めないようにと優しく抱き寄せてくれる。腕を回してあげれないことを惜しむも、側にある温もりは気持ちが寛ぐ程に心地がいい。