第8章 誕生日にアメコミ小ネタかました出久くんとサンデー作りする話

『完成、バナナスプリット…♡』
「ほんと変態、助平にも程あるよっ…！」

何とでも言いなさい…、こんな状況でも勃起している時点で自分とそう変わりないのだから。居た堪れない気持ちでいっぱいの緑谷の膝を抑えあしらわれたイチモツの前に屈むと、秘多は呼吸を乱しながら愛おしそうにソレを眺めていた。スイーツのデコレーションにそぐわないむわっと立ち込める雄の匂いと熱。ただ厭らしいって一言ではとても言い尽くせない。

『は…♡お願い聞いてくれたお詫びに…いいこと、してあげよっか？♡』
「……なんか怖いんですけど？」
『普通に喜んでくれそう……んちゅ♡』
「んん“っ♡」

知らず知らずの内に自分の唇がイチモツに触れビクンっと反応を見せる。ケーキの苺は先に食べる派として、亀頭に乗っかったトッピングをカリ首まで頬張り吸い取ってやれば、より余裕ない声が彼の口から溢れてだらしなく先走りを滴らせた。

ほんのり苦い味はしつつも、口溶けの良い甘味が深く舌に染み込む。没頭してしまうくらいに美味で甘美で、中毒にでもなったらどうしょう…、そうぼーっと思う間に秘多は自身のブラのホックを外し身に付けていた物全て脱ぎ去った。

ぢゅぷ♡ぢゅぷ♡ぢゅぷ♡にゅるるるる♡

『こんなエッチな味のシロップ…んむ♡掛けた覚え…ないけど？♡』
「はぁ…♡密っ、密ちゃ……♡」
『んちゅ♡……可愛い』

盗み見た緑谷の表情は以前よりも恍惚としていて、自分の男根が絶え間なく可愛がられるのをただ注視していた。なんだかんだ言って己の欲求に素直なのだろう。竿から伝わる脈動の激しさがそう語っている。もっと味わっていたかったけど、そろそろ頃合いかな…。

「っ？！！♡♡」

そうすると秘多は、口淫でぐしょぐしょに濡れたイチモツを一旦離して、少しだけ身を乗り出すと上から優しく押し潰すようにして竿を乳房で挟み込んだ。

『んっ…♡ふっ♡どう、かな…？』

正直なところ、知識だけあったとしても、そのお約束のいいことを遂行する為の自信やテクは持ち合わせていない。しかし、何事も物は試しなのだ。緑谷のモノが大きすぎるのもあって上手く包み込めず、胸も巨乳って呼べる程のサイズもない為、秘多は内心半べそかくも、一応弾力と柔らかみのある乳房を上下に揺らした。