第18章 総決算と決意*
『ハル?』
「無礼者!何度言えばわかる!少しはノックしてから入ってこい!この猿が!!もしリツさんが着替え中だったらどうするつもりだ!」
「また性懲りも無くきやがって!いくらボスの幼なじみと言っても部を弁えろ!」
「あーあーうるせぇなぁ。金魚のフン共が。リア1人まともにお守りできねぇクソどもは黙ってろ。」
「なんだと!貴様こそ!」
『やめろ。海國。それでハル?なんの用?』
「その様子じゃあバッドトリップはなさそうだな。珍しいなマイキーがセックスドラッグ使うなんて。オマエ今度は何したんだよ。またバカの一つ覚えみたいに逃げ出そうとでもしたか?」
『待って待って、その前になんでここにハルがいるの?』
「あ?マイキーからテメーに初めてセックスドラッグ使ったから様子見て見来てくれって頼まれたからだよ。ありがたく思えよ。」
「前オマエに強めのドラッグやった時サイケデリックは起こしたからなぁ。」とどこか楽しげに言う三途の言葉にリツカは何も言えなかった。
「あん時は傑作だったぜ?『【あ゙あ゙あ゙あ゙!!もう嫌だあぁぁ!!ここから出してぇぇぇ!!】』って普段死んだ顔しながらパソコンの前で座ってるかベッドで寝てる奴が部屋中のものめっちゃくちゃにしながら叫び回るんだもんな。」
『うわぁ.......(想像したくない。警察官になりたての時何回か違法薬物摂取者のサイゲディリック見たことあるけど......あれを自分がやってるってなると。キッついわぁ......)』
「今回はわざと強めのセックスドラッグをマイキーに渡したが耐えられたみてぇーだな。」
あの薬はテメーが渡したのかよ春千代!
おかげで地獄みたじゃねぇか!
こちとら気を失ったんだぞ!
どうしてくれるんじゃコノヤロー!!