第17章 ハロウィンと隠し事
────『私もマイキーたちのために歌いたい!』
『この声が歌がみんなの為になるのなら私はマイキーたちのために歌うよ。』
「はわわわ!リツ姉〜!!! 」
「リッカ君大好きぃ!!」
「それもいいンどけどさ。でも本当は俺だけのものにしたいんだけどな。俺だけのリアなんだし。」
『えっ』
耳元に近づけられた口元にそう告げられリツカは耳まで真っ赤になる。
「あ、リツ姉がまたリンゴになってる!マイキーまた何か言ったんでしょ!」
「さーな。」
「さぁ!そろそろハロウィンパーティ始めよ! 」
ヒナの声を合図として楽しいハロウィンパーティが始まる。
その日はまるで夢のような時間でリツカは密かにこの時間が続けばいいと思ったのであった。