第4章 喧嘩賭博!?
いやいや、流石にそれはOUTだろ!と焦るが今のリツカは中学生。
つまり、この学校には男して通っているため、仕方ないことだと自分に言い聞かせ中に入る
『タケミチ!!その怪我やっぱり腫れるじゃん!大丈夫!?』
「あ....うん。大丈夫....まだちょっと痛いけど。」
トイレに入るなり、リツカはさっきのクールな感じとは裏腹に取り乱したようにタケミチに迫る。
『何かあったたんだな?』
「.....うん。あのさ、リッカ君は喧嘩賭博って知ってる?」
『ああ、さっき言ってたやつか。』
「うん。東京卍會のキヨマサって奴が主催してる賭博....俺たちそこに参加させられてるんだよね...」
『(キヨマサ.....なんか聞いたことあるような)....それでオレが呼ばれた理由は?』
「.....それでさ....そのキヨマサ君から....奴隷じゃない俺たちの仲間を連れてこいって言われたんだ....」
『どういうこと?』
「....今日のファイタータクヤなんだ....」
『「「「!!」」」』
『ちょっと待って.....タクヤ....体弱かったよね?』
「無理だろタクヤは!喧嘩得意じゃねえーし!」
「キヨマサ君に言えよ。出来んのかよ。」
「....」
「それで....奴隷(おれ)たちの仲間連れて来いって....」
震える声で説明するアッ君にリツカはスっと目を細める。