• テキストサイズ

さよならマイヒーロー【東リべ】

第14章 嵐の前の静けさ



卍 卍 卍


「ぶっ飛んでんな!オマエ」



「ヤベぇよ!総長と副総長を前にあれ言うとか!」



「空気読めないのレベルを超えてますね。」



海國と海寿は面白可笑しそうにそういうと、2人揃って「でも、オマエがマジで気に入った!協力するぜ!」とニッコリと笑いかけた。



「こういうのはどうだ?オマエが東卍のトップになる協力してやるから。オマエは俺らがやりてぇ事に協力しろ。」



楽しそうにそう言った千冬はタケミチに向かって手を差し出した。



「え....俺が東卍のトップになれるって思ってくれてるんすか?」



「「「1ミリも思ってない」」」



「やっぱり!バカにしてんスか!?」



「でも協力はする。」



「....はぁ。わかりましたよ!!」



大きなため息をついたタケミチは差し出された手を力強くに握る。



「俺も協力します!!」



「よろしく頼むぜ?相棒」



そう笑って見せた千冬は楽しそうに道を歩いていく。



「ちなみに俺らオマエとタメだからタメ口でいいよ。」



「俺らこう見えても14だぜ!よく高校生に間違われるけどな!」



「え!?タメ!?もっと早く言えよ!」



「切り替え早いですね。」



「だってよぉ。副隊長だって言うから先輩かと思って。あ、でもリッカ君はタメで隊長か、いやでも東卍では先輩だし。」



タメで東卍では先輩。
タケミチはどうすべきなのかブツブツと呟いていると、千冬が話を戻す。
/ 636ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp