第10章 Betrayal
『は…』
「………っ!!俺今なに…//〜っ!着替えてくる!!!」
バタン!!
「…」
「…」
『…』
え、今の何
『…え?』
「…マイキーやるなぁ」
「…マイキー今、、、キス…した?」
『……え?』
「あー…俺マイキーのとこ行ってくるわ」
「…いってらっしゃい…え???」
『………え?』
「エマ伊織よろしくな〜こいつ思考死んでる」
「うん…」
ぱたん
『…????』
「えーっと、、伊織?生きてる???」
『…エマ…わた、私今…』
「うん」
『万次郎今私に何…え?』
「…キスしたね」
『嘘!!!///
もう無理死ぬ恥ずかしい顔見れない///』
「無理じゃない死なない恥ずかしいのはわかるけど顔見れないのはきっとマイキーも一緒」
『…反則だよ………//』
「…流石にウチもドラケンもびっくりしたわ。
心配したのはわかるよ?わかるけどまさか、、、ねぇ?」
『…もう言わないで』
「ウチらの前でやるとは…」
…気まずい
「でも、マイキー昨日帰ってきてからずっとソワソワしてたよ。
なんか落ち着きないなって思ってたら今日伊織が顔腫らして来るんだもん。
心配すぎて寝れなかったのね。」
『…うぅ』
「…伊織の赤面といい、マイキーの焦り顔といい、、、いいもの見たわ〜」
『もう忘れて…//』
「無理。一生ものね、これは」
『そんなぁ』
「とにかく、マイキーの行動は全部心配から来てるの!
私もびっくりしたし」
『うん…』
「なんかいつも余裕の伊織のこんな姿見るのって変な気分〜」
『エマの前ではカッコよくいたかったのに…マイキーの馬鹿』
「いいじゃない偶には」
『…』
顔の熱が下がらない
…もう10月だと言うのに、熱くて熱くてたまらない