第9章 Check
『ハァッ、ハァッ!……ぅ、、あっ、…』
「伊織さん…」
荒い呼吸を繰り返しながら眠る伊織さん
測るまでもない、酷い熱だ
目が覚めてすぐ頭を押さえながら倒れたかと思えば、ほんの10分足らずでここまで熱が上がった
それからはひたすらうなされながら眠っている
「…どうしたんですか、、本当に、」
確かに、俺の記憶も変わってドラケンくんは助かりましたよ
でも場地さんは…
『ハァッ、圭くん…、』
「…」
伊織さん、大丈夫ですよね…?
このまま目覚めないなんてこと、、ない、ですよね?
「…どうしたらいいんですか、、、場地さん」