第1章 源清磨 / キミの為だけのアロマ ★
「の身体、オイルでキラキラしてて、凄く綺麗だよ」
「うぅぅ~…見るなぁ…///」
恥ずかしくて身を捩るが、清磨のもう片方の手によって簡単に戻されてしまう。
そして、その手は、胸元からスルスルと肌を滑り、紙製パンツの中に侵入していく。
「ひゃあ/// だ、だめっ、清磨っ///」
「おかしいなぁ? ここ、僕オイル塗ってないのに、凄くぬるぬるしてるよ??」
分かってるクセに、わざと「何でだろうね?」と聞いて来る。そして、その蜜壺に指を入れて出し入れを繰り返した。
じゅぽっ、じゅぽっと卑猥な水音が響く。
その刺激に我慢できなくて、指の律動に合わせて短い喘ぎ声を出した。
「いっぱい溢れて来た…。もうこれは要らないね」
そう言って、清磨は紙製パンツを脱がせ、小さく丸めて近くのゴミ箱にポイした。
私は既に抵抗する力も残って無かった。
「ねぇ、もう指だけじゃ足りないんじゃない…?」
スルッと頬に手を添え、妖しい笑みでそう問いかけてくる清磨にドキッとしながら、私は目を泳がせた。
私は、欲しい。清磨が。
昔から清磨が好きだったから。
でも、清磨は…?
もし私の事を好きでないのなら、こんな事をして良いのだろうか。
身体は疼いていても、割と頭は冷静で。
きっと、そんな迷いが顔に現れたのだろう。
清磨は、ちゅっ、っと軽くついばむようなキスをしてくれた。
「きよ、まろ…?」
「ごめん、何だか順番がおかしくなっちゃったんだけど、聞いてくれる?」
今まで余裕綽々に見えた清磨の顔が、急に照れたような表情になって。
「僕は昔からが好きだった。…ごめん、本当は今日は普通にエステするつもりだったんだけど…、好きな子の身体を触ってたら…その。我慢、出来なくなっちゃって…。本当にごめん、最低だね…」
そう言って目を逸らす彼に、堪らず、上体を起こして自分から口付けた。
驚いた彼に、私は真っ直ぐ見つめて。
「私も、昔から清磨の事が好きだった…!! だから、その…。き、清磨が、欲しい…///」
初めて、素直に自分の気持ちをぶつけた。
「…、嬉しい…。ありがとう」
そう言って。また優しいキスをくれて。
ゆっくり、私の身体を倒した。