第4章 浦島虎徹 / 守りたかったもの ★
「さんごめんっ!! 俺…、俺のせいで…っ!!!」
「浦島くんのせいなんかじゃないよ。私なら大丈夫だから…」
「…そんな事、言わないでよ…」
俺はさんを押し倒した。
驚いて真ん丸な瞳を揺らすさんの頬にそっと手を添える。
「大丈夫、なんて、言わないでよ…。俺はやだよ…、さんが他の男に触られるのなんて…」
「う…浦島、くん…」
「さんの初めてをあんな奴らにくれてやるなんて嫌だ…。お願いさん…、やり直させて…。 さんの初めて、俺に頂戴…? 」
凄く情けない顔をしてしまったかもしれない。
我儘だって、子供みたいだって思われたかもしれない。
でもさんは、しっかりと頷いてくれて。
「うん…。私も、やり直したい…。私の初めて、浦島くんに、貰って欲しい…///」
そう言って顔を赤く染める可愛い主に、初めて口付けた。
「ん…っ、んん…っ、は……、う、浦島く、ん…、そんな…っ、舐めなくても…っ///」
「…やだ。アイツ等が触ったところは綺麗にしなきゃ」
「んあっ…、ぁ…、ぁん……///」
頬、首筋、胸元へ舌を這わせる度に、ビクビクと身体を震わせる主さん。
可愛い…。
それに、控えめながらも、甘く漏れる可愛い喘ぎ声。
凄く興奮する…。
「声…、可愛い。さっきは全然聞こえなかったから、余計に嬉しいや…」
「…っ、だ、だって…、浦島くん、だから……ぁっ///」
ぴんっと勃った乳首を舌で転がし、もう片方を指で擦ると、一段と大きく跳ねた。
「俺だから…なぁに?」
ワザと意地悪く聞いてみると、上気した顔がもっと赤くなって。
恥ずかしそうにしながらも、ちゃんと目を見て答えてくれる。
「浦島くん、だから…、気持ち、良くて…声、出ちゃう…///」
「…っ!! もぉ~、さんってば可愛すぎ!!!///」
「きゃっ!??///」
ガバッっとさんの脚を開いて、下着の上からソコを指でなぞる。
下着の上からでも濡れているのがわかって、嬉しくなってしまう。
「本当だ、気持ちよくなってくれてるんだね…嬉しいな」
「は…恥ずかしいよ…///」
「そう? でも、ここも綺麗にさせて?」