第3章 源清磨 / 映画館へ行こう ★
その間も、清磨くんの手は止まらない。
太ももをゆっくり撫でまわすその手つきが、段々といやらしい手つきへと変わっていく。
やめさせようと清磨くんの手を掴んでみても、清磨くんの力に敵う訳も無くて。
ついには清磨くんの手がスカートの中へ…。
「きよま…っん、んん…///」
反射的に声が出てしまったのを、清磨くんが口を塞いで飲み込んだ。
「大丈夫。真っ暗だし、一番後ろの席だから…皆画面に釘付けで気付かれる事はないよ。でも、声は少し抑えててね?」
耳元で小さくそう囁き、下着の上から割れ目をなぞるように指を滑らす。
こんな…一番後ろの席とはいえ、多くの人がいるところで…!!///
公共の場でこんな事をしているという背徳感。そしてバレてしまうのでは、という緊張感や羞恥心が、いつも以上に早くソコを濡らしていく。
勿論それは清磨くんにもダイレクトに伝わってしまう訳で…。
「ふふ、いつもより興奮してるの? こんなところでシてるのに…は変態さんだね?」
「なっ…!?///」
「こんなに短いスカートで僕の気持ちを煽るなんて…、いつからそんなえっちな事するようになったの?」
「ちっちがっ…///」
「違った? ココはとってもえっちな事になってるけど…」
そう言って、清磨くんは私の下着に手を掛けた。
流石にそれは…!!と清磨くんの手を掴むけど、私の手はアッサリ清磨くんに捕まり、自分の口元まで誘導される。
「このままだと辛いでしょ。声、我慢出来る、よね…?」
耳元で甘く囁く清磨くんに、私は自分の手でしっかりと自分の口を塞いで頷いた。
「…ん。良い子」
塞いだ手の甲にちゅっと軽く口付けてから、清磨くんは私の下着を脱がした。
もうぐちゅぐちゅに濡れてしまったソコが外気に晒され、顔から火が出そうなくらい恥ずかしくてたまらない。
それでも清磨くんは私の脚を大きく開かせ、席の前、私の脚の間に座り込み、私の濡れそぼったソレに舌を這わした。
「…っ!!///」
映画の大きな音量に掻き消されているとは思うが、私の耳にはちゅ、じゅる…といった音が聞こえてしまい、恥ずかしさが込み上げる。
前列に人はいないとはいえ、こんなにも多くの人がいる中で…清磨くんが、私のを、舐めて…///