第3章 新しい生活
12人の男の人たちが私の目の前に
現れた日から
私の生活は変わった
家族も友達もいなければ
学校もない。
でも不思議なんだ…。
全然寂しくない。
むしろ12人と生活するのが
懐かしく感じる。
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スホ「姫!姫!起きてください!」
『んー。もうちょっと…』
スホ「もぉ、姫!!!」
バシャンッ!!!
『冷たい!何すんの!』
スホ「姫が起きないからです」
一つ困ったことは…
皆が超能力をありとあらゆる所で
使ってくること。
もっと考えてから使って欲しいわ!
『朝からビショビショだよ…』
ピタッ!
あ…急に世界が止まった。
あ、時間が戻ってる
…あぁーーー!タオヤー!
やめてくださいー!!!!
バシャンッ!
『冷たい…』
スホ「姫が起きないからです」
『いや、起きてました…』
ピタッ!
あ、また時間が戻ってる…!
本当にやめて…タオさん…
バシャンッ!
『はぁー。冷たいです…』